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秋の果物を美味しく取り入れよう!

2022年11月 2日 08:06

秋は、様々な果物が旬を迎え、美味しくなる季節です。

中でも、昔から「柿が赤くなると、医者が青くなる」ということわざに使われるように、柿は栄養価の高い果物です。柿に含まれる主な栄養素には、ビタミンC、βカロテン、カリウム、食物繊維があります。

1.png◎ビタミンC◎ ビタミンCは白血球の働きを助ける効果があるとされています。白血球には細菌やウイルスから身体を守る働きがあるため、風邪を予防できる可能性があるのです。また、実は柿のビタミンCの含有量は多く、柿100gあたりおよそ70mg含まれています。厚生労働省が発表している1日のビタミンCの推奨摂取量は100mgですので、通常サイズの柿であれば半分から1個ほど(約150g)で、1日の推奨摂取量を満たせます。

◎βカロテン◎ β‐カロテンは、体の中でビタミンAに変わる栄養素です。皮膚や粘膜の健康を維持したり、抵抗力を強める働きがあります。また、抗酸化作用がある栄養素で、老化防止の効果も期待できます。

◎カリウム◎ カリウムには、体内の塩分を体の外に排出する作用があります。余分な塩分が排出されるので、むくみの改善や血圧を下げる効果が期待できます。

◎食物繊維◎ 柿に含まれている食物繊維の多くは、不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の量を増やします。便の量が増えることにより、排便がスムーズになり、便秘対策に効果的です。また、食物繊維には腸内環境を整える作用もあります。

甘柿と渋柿

柿には、甘柿と渋柿の2種類があり、完熟させて食べるのは甘柿になります。柿の渋みは、水溶性の「タンニン」という成分によるもので、ポリフェノールの一種です。抗酸化作用があり、生活習慣病や老化を予防が期待されている栄養素です。渋柿はそのままでは生食に向かないので、干し柿にして食べるのが一般的です。

また、干し柿にすることで栄養成分は変化します。干し柿にする過程でビタミンCが減りますが、β‐カロテン、カリウム、食物繊維は大幅に増加しています。
つまり、水分が減り栄養成分が濃縮された干し柿は、生柿に比べ栄養素を効率よく摂取できます。
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〈美味しい柿の選び方〉

柿のヘタは収穫から時間が経つと、緑色から茶色になってきてしまいます。柿を選ぶ際はヘタが緑色のものを選びましょう!

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おすすめレシピ さつまいもと柿の生ハムサラダ

材料(2人分) 

・生ハム2枚 ・さつまいも1/2本 ・柿1/2個 ・クリームチーズ20g ・レモン汁 適量

作り方 

1.さつまいもと柿、クリームチーズを1.5センチ角に切る。さつまいもは3分間水にさらし、電子レンジ(500W)で3分加熱する。

2,ボールに柿、さつまいも、クリームチーズ、手でちぎった生ハム、レモン汁を入れて和えたら出来上がり♪

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