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缶詰みかんの秘密  ~薄皮ってどうやってむいてるの?~

2022年11月11日 08:08

 皆さんはみかんの缶詰を見て不思議に思ったことはありませんか?みかんの薄皮をきれいにむくのは至難の業。11個手でむいていたら、時間と手間がとってもかかってしまいます。しかも、余程手先が器用な方でないとあそこまできれいに皮をむくのは困難でしょう。みかんの缶詰工場にはたくさんの皮むき職人が詰めているのでしょうか?

実はそうではなく塩酸という薬品を使用して皮を溶かしているんです。塩酸と聞くとなんだか劇薬のイメージで怖いという方もいるかもしれませんが、もちろん加工の工程で酸を完全に中和させて除去していますので安全です。

塩酸はご家庭にはまずありませんが、皆さんのご家庭にもある、あるものを用いても同じようにみかんの薄皮を溶かすことができます。それは重曹です。重曹に含まれる炭酸水素ナトリウムという成分が塩酸同様みかんの薄皮を溶かす作用を持っているんです。鍋に湯を沸かした中に重曹を1さじ溶かし、そこに外皮をむいて房をバラバラにしたみかんを入れます。12分茹でて氷水に上げ、みかんの表面を優しく手で洗ってぬめり(薄皮や筋)をとれば、きれいに皮がむけたみかんができあがります。このみかんをシロップに漬け込めば自家製のみかん缶(みかんのシロップ漬け)を作ることも可能です。興味のある方は試しに作ってみてはいかがでしょうか?

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