~かぶ~
2022年11月28日 10:08
日本の野菜のなかで最も古くからあるといわれている「かぶ」は8世紀以前に中国から渡来しようです。「古事記」「日本書紀」にも記述されていて、当時の人々には身近な食品であったことがわかります。
かぶの成分は大根とよく似ていて「ジアスターゼ(デンプンの消化酵素)」が豊富です。かぶの煮物は胃を刺激しない食べ物として、また昔からおなかの薬として広く利用されていました。また、根の部分にはカリウムが多く含まれ血圧上昇を抑制し高血圧予防の効果があります。
葉には各種のビタミン、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルが豊富にあります。カルシウムなどは骨や歯の材料となり、神経の興奮を鎮める働きなどがあります。一方ビタミン類は抗酸化ビタミンと呼ばれ老化や病気の原因となる活性酸素を中和して、その害を防ぐ効果があります。
【主な調理方法】
ポイント:かぶの根は大根より甘みがあり生でも、酢の物でも洋風の料理にも良く合います。火のとおりが早く、味も良くしみ込みますが、煮くずれしやすいので気をつけてください。
☆かぶのミルクスープ☆
玉ねぎとかぶの薄切りをバターで炒め牛乳を加えて煮込む~消化によい♪
★かぶの葉と豚肉の炒め物★
かぶの葉と豚肉をオイスターソースで炒めて中華風に~たんぱく質を補い丈夫な体に♪
☆かぶと厚揚げの甘味噌煮☆
かぶを大きめに切り、厚揚げと一緒甘辛に味噌・酒・砂糖で味付け~豆製品のイソフラボンと組み合わせて更年期障害予防に♪