カロリーって何?
2023年2月14日 16:27
カロリーとは、食べ物や運動の熱量などを表現する「エネルギーの単位」のことです。
1cal(カロリー)は1gの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を意味します。
1000cal(カロリー)=1kcal(キロカロリー)となります。
カロリーには、食べ物によって体内に入る摂取カロリーと生命維持や運動などにより消費される消費カロリーがあります。
食べ物の中でカロリーを持つのは、「炭水化物」「たんぱく質」「脂肪」の3つだけです。ビタミンやミネラルなどにはカロリーは含まれていません。
それぞれのカロリーは
「炭水化物」: 1gあたり4Kcal
「たんぱく質」:1gあたり4Kcal
「脂肪」:1gあたり9Kcal
つまり炭水化物を1g食べるのと脂肪を1g食べるのとでは体内に蓄積されるエネルギーが違うということです。
摂取カロリーと消費カロリーの関係は、摂取量が消費量を上回った分が体に体脂肪として蓄積されます。
動いて使ったカロリーより、食べたカロリーが多いと太るということです。
「カロリーが高い」と聞くと、ついつい悪者のように考えてしまいますが、歩く・重い物を持つなど体の活動や、読む・考えるなど頭の活動、また、何もせずにいる時でも、脳や心臓が活動しているため、カロリーは必要です。カロリーは生きていく上で必要不可欠なものなので、「とりすぎ」「とらなさすぎ」に注意して、バランスをとることが大切です。