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座りすぎには注意をしましょう!!

2023年4月19日 08:19

 111時間以上座っている人では、4時間未満の人に比べて死亡リスクが40%以上高まるという報告や、テレビを1時間じっと座って見続けると余命が22分短くなるという報告があります。

コロナ禍によりテレワークの方が増えたり、運動は面倒くさいと動かなかったり、1日の中でずっと座っていることはありませんか?

日本人は、世界で一番座る時間が長い国民です。

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立ったり歩いたりしているときは脚の筋肉がよく働きます。このとき、筋肉の細胞内では「代謝」が盛んに行われます。ところが、長く座り続けると全身の代謝機能を支えてきた脚の筋肉が活動せず、中性脂肪が増加するといわれています。また、血液を循環させるときにも、体の骨格筋はポンプのような役割をして心臓に血液を戻す手助けをしていますが、座っている時間が長いと、その役割を充分にできないため、心臓に負荷が多くかかります。結果、長年の負担によって心疾患につながってしまいます。さらに座っている時間が長いと、燃焼するカロリーも少なく、肥満のリスクも高まります。

1日の合計の座っている時間が同じでも、こまめに動く人より、ずっと座りっぱなしの人の方が代謝疾患のリスクが増加します。そのため、座っている時間を減らすだけでなく、頻繁に座位を中断することも重要です。

運動の習慣と、座らない時間を意識することで、健康に生活したいですね。

参考までに、次のようなことを意識してみてください。

①:1日30分くらい、きびきびと歩く機会を作ってみましょう。

 ノルウェーのスポーツ科学大学の教授によると、「きびきびと歩くことは、中程度の運動としてはとても優れた運動だ」そうです。30分でもそれ以下でも、寿命を延ばす効果があるかもしれません。

②:①が難しい場合は、30分に1回くらい、立って動く機会を作りましょう。30分に1回ならば3分間、1時間に1回ならば5分間くらいは立ち上がって動きましょう。そうすることで、下半身の筋肉が収縮し、代謝の低下や血流の悪化を防ぐことができ、肥満や糖尿病、高血圧の予防にもつながります。

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