旬の野菜「モロヘイヤ」
2023年6月 5日 08:06
日本で初めてモロヘイヤの栄養分析が行われたとき、担当した研究者は数値のあまりの高さに計測を間違ったのではないかと思ったそうです。
なぜならカロテンはほうれん草の2倍。ビタミンB群・E・Kなどもたっぷり含まれています。
また、カルシウムは小松菜の1.5倍もあるほか、鉄も豊富に含まれています。
モロヘイヤに多いカロテンは、がんや老化の原因になる活性酸素の害を減らす抗酸化作用があります。
さらに、日本人に不足しがちなカルシウムが豊富なことも大きな特徴です。牛乳や乳製品だけでなく、モロヘイヤも補給源として生かしましょう。
ただし、モロヘイヤにはカルシウムの吸収を阻害するシュウ酸も多く含まれています。 これはほうれん草にもいえることですが、ゆでるとシュウ酸カルシウムはゆで汁に出るので、ゆでて食べるのがおススメです。