私達の身近にあるシンボルマーク
2023年8月 9日 09:35
公共交通機関や商業施設など、私たちの生活の場で様々なマークが溢れています。
シンボルマークは、家系、会社、団体、個人などを象徴するマークを意味し、視覚的にも何を表現しているのか分かりやすい特徴があります。
数あるシンボルマークの中から、今回は「障害に関するシンボルマーク」をいくつかご紹介したいと思います。
【障害者のための国際シンボルマーク】
障害のある方が利用しやすい建築物や公共輸送機関であることを示す、世界共通のマークです。車椅子を利用する方だけでなく、障害のあるすべての方のマークです。
【盲人のための国際シンボルマーク】
世界盲人連合で1984年に制定された世界共通のマークで、視覚障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物・設備・機器等につけられています。信号機や音声案内装置、国際点字郵送物、書籍、印刷物等に使用されています。
【身体障害者標識(身体障害者マーク)】【聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)】
肢体不自由であること、政令で定める程度の聴覚障害者であることを理由に運転免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークです。やむを得ない場合を除き、このマークをつけた車に幅寄せや割り込みを行った場合、道路交通法違反となります。
身体障害者マーク
聴覚障害者マーク
【耳マーク】
聴覚に障害があることを示し、コミュニケーション方法に配慮を求める場合などに使用されるマークです。自治体・病院・銀行等が、聴覚障害者に援助することを示すマークとしても使用されています。
【ほじょ犬マーク】
身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。補助犬とは盲導犬、介助犬、聴導犬のことを言います。身体障害者補助犬法に基づき、不特定多数の方が利用する施設(デパートや飲食店等)では、補助犬の受け入れが義務付けられています。
【オストメイトマーク】
オストメイト(人工肛門・人工膀胱を造設した方)を示すマークです。オストメイト対応のトイレ等の設備があることを示す場合などに使用されています。
いかがでしたか?目にしたことがあるシンボルマークはありましたか?誰もが住みやすい社会となるためにシンボルマークがあり、一人ひとりの理解が大切になってきます。是非街中でもたくさん見つけてみて下さい。