良い姿勢で座りましょう
2023年9月20日 08:36
皆さんは、普段どのように座っているでしょうか?良い座り方をしていないと、知らず知らずのうちに、体に負担がかかっているかもしれません。
一般的に、正しい姿勢で座る時には、骨盤を立てて座ることが重要です。骨盤を立てて座るためには、骨盤の一番下にある「坐骨」を意識し、「坐骨座り」を身につければ、自然と骨盤を立てて座れるようになっていきます。
坐骨は「座る骨」と書きますので、まさしく座るためにある骨なのです。
浅く腰かけて背もたれに寄りかかったり、やわらかいソファーに座ったりすると、坐骨でなく仙骨(お尻の後ろ側の骨)で座ってしまうため、体に負担がかかり、姿勢が悪くなる原因となります。
長く座っていると、どうしても姿勢は崩れてくるもの。「肩が凝ったなあ」「腰がつらいなあ」「最近、消化不良だなあ...」と感じたなら、座る姿勢を正す癖をつけましょう。
・肩が凝る...猫背になって首が前に出ているかも・・・
・腰がつらい...足を組んだり肘をついたりして体がゆがみ、背骨に負担がかかっているかも・・・
・消化不良かも...胃や内臓が圧迫された姿勢になっているかも・・・
骨盤を立てて座るポイントとして、
①イスに深く座る
②坐骨が椅子の座面に左右均等にあたる位置を知る
③肩や膝の位置が左右水平になる(骨盤の左右の高さが同じになる)
を意識してみてください。
座る姿勢を意識することも大切ですが、日本人は世界で一番座る時間が長い国民です。座りっぱなしは代謝疾患を増加し、死亡リスクが高まるといわれています。運動をする習慣と、座らない時間を意識することで、健康に生活していくように心がけましょう。