風邪予防~食事のポイント~
2024年1月 4日 09:44
寒さがさらに厳しくなるこの季節は風邪をひいてしまう方も多いかと思います。一番は手洗い・うがいなどで風邪をひかないように気をつけることが大事ですが、風邪に打ち勝つ免疫力を身に着けることでこの寒い冬を乗り越えられるようにしましょう。今回は免疫力を高める栄養素や腸内環境を整えることで免疫力をUPし風邪予防ができる食事のポイントについて紹介していきます。
免疫力を高める栄養素
●ビタミンA:人間の身体を外敵から守る皮膚や粘膜を正常に発育させ、また腸管にある免疫システムで抗体を作ったりと感染症への抵抗力を高めるビタミン。
<緑黄色野菜に豊富:人参・ほうれん草など>
●β―グルカン:体内の感染細胞やがん細胞を攻撃する細胞を活性化する働きがある。
<キノコ類に豊富:椎茸・舞茸など>
●ビタミンC:粘膜を正常に保つ働きがあり、鼻や口からウイルスが侵入するのを予防。
また白血球の働きを高め、免疫力がUPし、風邪をひきにくくします。
<レモン・みかん・ゆず・いちご・キウイなどの果物>
●ジンゲロール:殺菌作用、免疫細胞の増加、身体を温める効果があるため免疫強化に。
<生姜>
腸内環境を整え、免疫力UP
●食物繊維:小腸や大腸へ届き、有害物質を巻き込んで体外へ排出し、また腸内環境を整えるために働き、乳酸菌などの善玉菌が住みやすくなり、腸内発酵をすすめ、病原菌を退治します。
<野菜・きのこ・海藻類に豊富>
●発酵食品:発酵食品を摂取することで腸内の善玉菌が増えて、腸内環境が整います。
<味噌・ヨーグルト・納豆・ぬか漬け・キムチ・チーズなど>
●オリゴ糖:善玉菌の代表格ビフィズス菌の大好物でえさにして善玉菌が増えるので腸内環境が改善されます。
<さつま芋・ごぼう・玉ねぎ・バナナ・はちみつ>