東京総合保健福祉センター 江古田の森

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皮膚について

2024年1月27日 09:44

 寒い季節となり、乾燥の気になる時期となってきました。
この時期、皮膚の痒みで掻き傷が出来ている方を多く見かけます。
ひどい方は、掻き傷から湿疹に悪化されることもあります。

皮膚の角質はわずか0.02mmしかないと言われています。
さらに年齢を重ねるごとに、汗や皮脂の分泌が減少してきます。
これにより、皮膚のバリア機能が低下し乾燥が引き起こされます。
また、乾燥が強くなると痒みを生じやすくもなります。加齢により、新陳代謝が低下すると皮膚の弾力性が低下したり、皮膚が薄くなったりします。
このように、年齢を重ねるごとに皮膚はもろく、傷つきやすい状態となり、傷ついてしまうと治りにくいという状況におちいりやすくなります。
だからこそ、皮膚のスキンケアが重要になってきます。

 この時期、寒くて熱いお風呂に長く浸かりたくなると思いますが、皮膚にとっては逆効果です。熱いお風呂・長時間の入浴・頻回な入浴は皮膚の水分を保持する機能を低下させます。
お湯の温度は40度で、入浴時間は10分以上にならないことが理想と言われています。
また、洗身される際は、強くこすらず、洗浄剤の泡を利用して摩擦による刺激を少なくされて下さい。
また、入浴後の10分がスキンケアのタイムリミットです。入浴後すぐに皮膚からの蒸発が始まり、水分量が失われていきます。
早めにスキンケアを行って下さい。保湿力のある伸びの良いクリームを塗布されると保湿効果が高まります。

 熱いお風呂に入り、ゴシゴシと洗いたい気持ちはわかりますが、特に皮膚の痒みがある方は愛護的なスキンケアを心がけて下さい。

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