東京総合保健福祉センター 江古田の森

menu
江古田の森TOP > お知らせ > お役立ち情報 > 食事で冷え性対策

お知らせ

お役立ち情報

食事で冷え性対策

2024年3月13日 08:25

冷え性とは

冷え性とは、血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです。
「暖かい部屋にいても手足が冷たい」「布団の中でも手足が冷たくて眠れない」といったように人が寒さを感じない温度なのに手足などが冷たくてつらく感じる症状などが挙げられます。

1.png

冷え症の原因 主な原因は2種類

・筋肉量の減少

 筋肉量が少ないと、体内で作れる熱も少なくなり、体が冷えやすくなります。
筋肉量が減少する原因として挙げられるのが、運動不足です。
運動習慣がなく筋肉が使われないと、筋肉はどんどん痩せていきます。
加えて、筋肉量は加齢によっても減少します。
高齢者に体が冷えやすいと感じる方が多い原因のひとつは、筋肉量の減少によるものといえるでしょう。

・自律神経の乱れ

 自律神経のバランスが乱れると、血液の流れが滞ってしまい、全身に熱が送られなくなってしまうためです。
自律神経が乱れる原因として挙げられるのは、ストレスや不規則な生活、過労などです。
仕事が忙しくて睡眠時間が十分に確保できない場合や、昼夜逆転の生活を送っている場合は、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。

◎食事で冷え性対策

 手足の冷えの改善には、身体を温める食べ物を摂る適度な運動をすることなどが大切です。特に血液の流れを促進する効果などが期待できる「ビタミンE」を摂取することもおすすめです。

身体を温める食事+ビタミン補給

 ビタミンE・・・末梢の血管を拡張させて血行をよくする:ウナギ、アーモンド、落花生、卵黄など

 ビタミンC・・・貧血予防になる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持する:かんきつ類、緑黄色野菜など

 ビタミンB1・・・代謝を促進し、からだを動かすエネルギーを産生する:豚肉、大豆、卵など

 パントテン酸・・・代謝を促進し、自律神経を活性化させる:レバー、大豆など

 良質のタンパク質・・・熱エネルギーとなり、神経機能を保持する:大豆製品、魚など

2.png

【体を温める食材の選び方】

 1.冬に旬を迎えるものや寒い地域で採れたもの

 2.土の中で育ったもの            

 3.黒や暖色系の色をしているもの

  →かぼちゃ、玉ねぎ、生姜、ねぎ、にら、にんにく、りんご、みかんなど

 3.png

 【体を温める食べ方】

 1.加熱して食べる

  生野菜や果物などの冷たい食べ物は体を冷やすので少量にとどめ、加熱調理(煮る・炒める・蒸すなど)した温かいメニューを中心にしましょう。

 2.料理に辛味を利用する

  唐辛子や生姜、ねぎ、にらなどの辛味成分には血行を促進する作用が期待できます。

 3.よく噛む

  よく噛んで食べると食事誘発性熱産生が高まり、体が温まりやすくなります。

☆身体が温まる!ほうれん草と卵のジンジャースープレシピ☆

4.jpg

【材料 (2人分)】

ほうれん草(小) 1/2房(100g)

ベーコン 2枚(40g)

卵 1個

しょうがのすりおろし 小さじ2

洋風スープの素(顆粒) 6g

片栗粉 塩 適量

【作り方】

1.ほうれん草は根元をよく洗い、長さ3cmに切る。
  ベーコンは幅1cmに切る。小さめの器に卵を割りほぐす。
  小さめの器に片栗粉小さじ2と水大さじ2を混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作る。

2.鍋に水2と1/2カップ、洋風スープの素、ベーコンを入れて強火にかけ、煮立ったらほうれん草を加える。
  ほうれん草がしんなりとしたらしょうがを加え、味をみて塩少々をふる。

3.水溶き片栗粉をもう一度混ぜてから加えて混ぜ、とろみをつける。

4.再び煮立ったら溶き卵を回し入れ、すぐに火を止めて器に盛る。

                 オレンジページ資料参照

見学お待ちしています

「施設見学お申し込み」フォームからご予約をお願いいたします。
お急ぎの方は、お電話でお気軽にご相談ください。

施設見学毎月実施中
施設見学お申し込み