東京総合保健福祉センター 江古田の森

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立ち上がり動作

2024年4月10日 08:47

皆さんこんにちは!今日は在宅介護に役立つ介助方法・介助技術をご紹介したいと思います!

1日に何度も行う事が多い「立ち上がり動作」について、介助する側の視点から高齢者の方へ上手にアプローチ出来る方法をお教えします♪

①浅く座ってもらう

 まず高齢者に椅子の肘掛けを掴んでもらいましょう。片麻痺の場合は動く方の手で掴んでもらいます。お尻を座面の手前にずりずり動かし、浅く座り直してもらいましょう。この時、介助者は高齢者の前にいます。

②足を立ち上がりやすい位置に置く

 立ち上がる前に両足を後ろに引きましょう。片麻痺の場合は介助者が高齢者の足を両手で持ち、動く方の足を後ろに引きましょう。そして麻痺側の足を前へ出します。※この時、麻痺側の足が浮いているのはNGです!

③台の上に手を置いてもらう(または手摺りに掴まってもらう)

 手をテーブル等に置いてもらいましょう。手摺りがある場合はそれをしっかり掴んでもらいます。

④お辞儀をして、お尻を上げてもらう

 頭を下げてお辞儀の体勢になってもらうと、重心が前に移動しお尻を上げやすくなります。手と足に力を入れてもらい、立ち上がってもらいましょう。片麻痺の場合は動く方の手足に意識して力を入れてもらいましょう。介助者は倒れないように支えます。片麻痺の場合は麻痺側に注意して支えましょう。

椅子からしっかり立ち上がれたことを確認出来たら完了です。

1つ1つの細かい動作をしっかり行う事で、介助者も高齢者も安全にそして楽に介助する事が可能です。

安全・安心な介助方法を身に付け、在宅介護をより質の高いものにしていきましょう!

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