今年の夏は冷えすぎ注意!
2024年8月17日 13:51
クーラーが大活躍する季節ではありますが、冷房病(クーラー病)という言葉はご存じでしょうか?
冷房の使用しすぎで体温調節に変調をきたし、自律神経の失調により身体に様々な悪影響が起こることを「冷房病」と呼び、足腰の冷え、疲労感やだるさ、頭痛、肩こり、食欲不振、下痢・便秘・腹痛、不眠などをきたします。正式な医学用語ではなく、自律神経失調症の一種とされています。
熱中症も怖いところですが、ここではクーラーの上手な使い方をお伝えできればと思います。
まず外気温との差が5℃以内になるように、室温は25~28℃で設定します。
冷風が直接当たると急激に身体が冷えてしまいます。加えて冷気は下方にたまるため、クーラーの風向きを調整し、サーキュレーターや扇風機などで空気を循環させましょう。
湿度は10%変化すると体感気温が1℃変化するといわれています。ドライ設定や除湿機も活用するといいですね。
温かい飲み物や食事、適度な運動、湯舟につかるなど身体の芯を温めることも大切です。
ここで豆知識ですが、クーラーをつける前に窓を開け室内の熱を逃がす、遮光や遮熱カーテンなどを活用、電源をつけたり消したりしすぎない、自動運転モードを活用することで、ちょっぴり節約にもなりますので実践されてみてはいかがでしょうか。
みなさま、今年の夏も健やかに乗り越えていきましょう。