百日咳流行について
2025年6月20日 10:10
最近のニュースで聞いた方も多くいると思います。
百日咳とは、風邪症状から始まり激しい咳が続き2~3か月で回復します。
予防には、ワクチンも有効です。ワクチンを接種していなかったり、免疫が減衰した方に流行が見られています。
感染経路は、鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされていますので手洗いが有効です。また、自分が咳が出るときはマスクを着用します。
どんな症状が出たら百日咳を疑う?
「2週間以上続く咳」風邪のはずがなかなか治まらない...そんなときは注意が必要です。
「咳が止まらなくなる発作」連続した咳が続き、息を吸うときにヒューヒューと音がする場合があります。
「咳のあとに嘔吐する、息が止まりそうになる」乳幼児では「無呼吸」や「チアノーゼ(顔色が青紫になる)」を起こすこともあるため、すぐに受診が必要です。
長引く咳や激しい咳発作がある場合には早めに受診をしましょう。
引用文献