家での転倒を防ぐために
2026年4月24日 17:00
人生100年時代と言われるなか健康寿命という言葉を耳にすることが増えているのではないでしょか。
健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間の平均年数を指します。
日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳となっています。
そして健康寿命との差は男性で約8年、女性では約12年あります。
この期間の要因となる身近な危険として転倒が考えられます。
転倒した方の約8割以上が、通院や入院が必要なケガをしており、介護が必要な状態になりやすいと言われています。
今回は転倒を防ぐためにはどのようなことを注意するべきかを皆様にお伝えいたします。

転倒はどこで起こる
自宅内で起こることが多く、特に庭と居室での転倒が多いです。
居室ではつまずき、滑り、踏み外しといった足元のトラブルで発生しているケースがとても多く、特に敷居やカーペットの縁、電気コードなどの軽微な障害物につまずきやすいです。
また床面に置きっぱなしになっている衣類や紙類で滑るというケースも少なくありません。
転倒を予防するためには
最も重要で簡単に実施できる対策は"整理整頓"です。
床面にあるものは、すべて転倒につながる危険物です。
特に、居間は過ごす時間が長く、整理整頓が行いにくい環境にあります。
日頃から整理整頓を心掛け、床面には物を置かないようにしましょう。

特に躓きやすい要因として
・電気コード:壁に沿わしたり、絨毯の下を通したりして、つまずかないようにしましょう。
・衣類、本、新聞:床に置いたままにせず、すぐに片付けましょう。
「ちょっとだけ」という気持ちが転倒を引き起こします。
・座布団やラグマット:なるべくおこないことをお勧めします。マットやカーペットは周りがめくれないよう養生テープで止めるなどの工夫が必要です。

転ばぬ先の杖
転倒予防には、転ばないような対策を早めにしておくことが大切です。
杖や手すりは、「どうしても支えが必要な状態」になってから導入するのではなく、「支えがあった方が安心くらいの状態」から導入するようにしましょう。
分からないことがあればいつでもご相談ください。健康で素敵な時間が過ごせるよう、私たちが協力いたします。

参考資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22740.htm
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/zenbun/pdf/1s2s_02.pdf