「笑い」が心と身体を元気にする!
2026年10月22日 10:33
「笑う門には福来る」といいますが、実際に「笑い」が心と身体に良いことは医学的に明らかになってきました。どのような効果が得られるのか、以下にご紹介していきます。
○免疫力アップ
代表的なものはNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化です。NK細胞とはがん細胞や
ウイルスを攻撃する働きを持つ免疫細胞です。風邪をひきやすい、疲れが取れにくい人ほど笑いの効果が期待できるかもしれません。
○血流の改善
大声で笑うことでたくさんの酸素を取り込むことができます。その結果血流が良くなり
高血圧や動脈硬化のリスクを下げることができます。
○糖尿病の予防、改善
笑うことでストレスが軽減されると、血糖値を上昇させるホルモンの分泌が減ったり
過食を防いだりと血糖のコントロールに望ましい作用を及ぼします。
○痛みを和らげる効果
笑うと、脳内で生成される神経物質である「エンドルフィン」が分泌されます。エンドルフィンは気分を高揚させ幸福感をもたらすほか、痛みを和らげる働きがあります。
○認知症の予防
「ほぼ毎日笑う人」と「ほとんど笑わない人」では、後者の方が1年後の認知機能の
低下が大きいという調査結果が出ており、笑いの頻度が少ないことは認知機能の低下と関連することが明らかになっています。
○ストレスの軽減
笑いは、ストレスホルモンの分泌を抑え、また「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン
やドーパミンの分泌を促します。
○リラックス効果
副交感神経(自律神経のうちリラックスモードにする役割)が優位になることで、心拍数や血圧が下がり、睡眠の質が向上したり深い眠りにつきやすくなります。
◎笑いを日常で増やす工夫
「そんなに毎日笑えることは起こらない」と感じるかもしれませんが、「笑える毎日」のコツは、自分で面白いことを考えたり見つけることです。日常や仕事の中にも、意外と笑える要素は見つかると思います。また、作り笑いでも大丈夫。口角を上げて笑顔の筋肉が動くと、脳が「笑っている」と勘違いし幸福感が得られるそうです。毎日笑うことで健康な生活を送っていきましょう!
リハビリテーション科
引用文献:日本医学予防協会 https://www.jpm1960.org
