梅干しの効能
2020年6月17日 10:00
梅干しの効能
梅雨に入るとジメジメして何だか体調が優れないと感じる方が多くなってくるかと思います。また湿度が高いこの時期には食材の腐敗も進みやすく、食中毒予防にも気を配る必要があります。今月はこの時期に気を付けたい食中毒とだるさ改善食材として「梅干し」に注目して紹介します。市場でも生梅が出回る時期でもありますのでこの機会に自家製の梅干し作りにチャレンジしたり、日々の食卓に梅干しを取り入れて元気に過ごしましょう。
★食中毒予防★
~梅干しの塩分には殺菌・防腐効果あり~
梅干しおにぎりや白いご飯の真ん中に赤い梅干しを置いた「日の丸弁当」でもわかるように昔からカビなどの繁殖を抑えるために梅干しが使用されていました。
♪疲労回復♪
疲労の原因となる乳酸を体外へ排出してくれるクエン酸。梅干しにはこのクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸は乳酸をエネルギーに変える働きも持っているので疲れと一緒に体力のもととなるエネルギーもつくり出しています。
・便秘・下痢解消
胃や腸の働きを活発にし、消化吸収を促進し、不要な物を体外へ排出してくれる。
・抗酸化作用
老化やがんの原因となる活性酸素を除去する働きを持つポリフェノールやクエン酸による抗酸化作用に期待大。
・唾液の分泌を促進し、食欲増強
・カルシウムや鉄の吸収に役立つ
~梅干しを使用した おすすめ レシピの紹介~
<ささみと梅のチーズフライ>
材料:4人分 ・鶏ささみ 8本 ・梅干し 4個 ・とろけるチーズ ・卵 1個 ・小麦粉とパン粉と揚げ湯 適宜
作り方:①梅干しは種を除き、ペースト状にする
②鶏ささみは筋を取り、真ん中に切り込みを入れて薄く広げる
③ ②の鶏ささみの上のとろけるチーズを載せて、ペースト状にした梅干しを広げる
④ ③の鶏ささみを真ん中から半分に折り曲げる
⑤小麦粉を薄くつけ、卵を割った液にくぐらせ、しっかりパン粉をつける
⑥千切りキャベツやレタス等の付け合せと一緒に皿に盛りつける
<たたき胡瓜と梅味噌和え>
材料:4人分 ・胡瓜 2本 ・塩 小さじ1/3杯 ・みょうが 3本 ・しょうが 10g ・白ごま 大さじ1杯
作り方:①胡瓜はへたをとり、分量外の塩をふり、板ずりし、水洗い後水けを拭き取る。みょうがは縦半分にし、斜め薄切り、しょうがは千きりにする
②胡瓜を麺棒で軽くたたいて食べやすい大きさに切る
③ボールに②の胡瓜を塩を入れ、よくもみこみ10分置く。しんなりしたら水けを絞る
④ ③にみょうが・しょうが・白ごまと梅味噌の調味料を入れて混ぜ合わせたら器に盛ってできあがり