今から始める熱中症対策
2020年5月25日 10:34
5月に入ってから気温の高い日が何日かあり、最高気温が30℃を越える地域もありました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により日本中で外出時にマスクをつけています。その為ニュース等では早くもマスク着用で「例年以上に熱中症が起こるのでは。」と伝えています。
マスク着用や外出自粛による巣ごもり生活で今年は特に熱中症リスクが上がると言われています。
その理由として、運動不足により筋肉の量が減っていると思われる事から、筋肉にため込む水分量が少なくなりいつもより脱水になりやすくなっている事がある様です。
またマスクを長時間付けていると、マスク内の温度が上がることで喉の渇きを感じにくくなる。マスクを外してはいけないと思いから気づかないうちに水分補給を避けてしまうという思いで、知らないうちに脱水症状が進んでしまうリスクがあるともいわれています。
その為の予防対策として運動面では室内での軽い運動や人ごみを避けた散歩などを比較的涼しい今の時期から始めて汗をかく練習をし、発汗で体温を下げられる体力づくりに取り組む事が大切です。
また水分補給ではこまめに水分摂取を行うことはもちろんですが、経口補水液もオススメです。ドラッグストアなどで販売されており、喉があまり乾かない人やトイレに頻繁に行くことを気にして水分摂取を避けてしまう人もいるかもしれませんが、経口補水液は少量で効率よく塩分補給が出来ます。
食欲がなく3食きちんと食べられないという状況でも、1日500ミリリットルの経口補水液を1時間くらいかけてゆっくり飲む事で、水分と塩分を補うことができるといいます。
2019年には5月に最高気温が35℃を越える猛暑日がありました。まだ本格的に暑くはありませんが油断せずに、夏が来る前からしっかりと対策を取り熱中症に備えておきましょう。
参考資料：NHKネットニュース、毎日新聞ネットニュース
