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お知らせ

広報誌

第154号江古田の森だより

2020年11月26日 11:08

江古田の森だより vol.154

今月の表紙 障害 "江古田の森まつり"
9 月27 日に入所事業所のみを対象に『江古田の森まつり』
を内部開催しました。1 階と2 階それぞれ開催場所を分けた
り、密を避ける為にユニット毎に祭り会場に案内して参加さ
れる人数を調整したりと、感染症予防に配慮しながら例年と
は違った方法で行われました。
手作りの提灯で飾り付けられた会場は、お祭りの雰囲気たっ
ぷりで、利用者の皆さんは屋台を模した魚釣り・輪投げ・的当
て等のゲームコーナーを楽しまれていました。



デイサービスセンター江古田の森
【エイサー】

先日デイサービスのレクリエーションで、沖縄出身の職員が「エイサー」を踊ってくれました。 

「エイサー」はお盆の時期に踊られる伝統芸能です。太鼓を片手にダイナミックにかつ、楽しそうに踊ってくれました。 

利用者様からも、「とっても良かった!」「次はいつ踊ってくれるの?」と大変好評で喜んで頂けました

長時間通所リハビリテーション
【秋の風物詩】

 気温も涼しくなって、屋外散歩に行く機会が増えてきました。秋も深まってきて、施設の裏の森も少しずつですが色付き始めたようです。

散歩にご一緒させて頂くと「この木はもう少し経ったらすごく紅くなってとてもキレイになるよ~」「今年も無事に江古田の森の紅葉が見られそうで、職員さんの御かげですね」ともったいないお言葉も戴きました。

「今はコロナで外出が難しいけど、少し落ち着いたら家族が旅行に連れて行ってくれるらしいの、だからそのためにリハビリも頑張れるわ!」と身近な目標達成への強い決意が感じられました。 

これからも利用者さんの安全や健康を考えて、職員一同全力で支援していきます。

デイサービスセンターゆずりは
【敬老会】

 9月の行事イベントは、敬老会を行いました。今年節目を迎えた18名の方には、記念撮影をし、写真を入れた写真立てをプレゼントさせて頂きました。

又、百歳を迎える利用者様がおり、写真立てに鶴と花の水引を付けてお渡しさせて頂くと、「無事100歳を迎えられてよかった。皆からお祝いされて嬉しいわ」と満面の笑みを見せてくださいました。

併せて、ビンゴゲーム大会を開き、上位の方にはワクワクして頂けるような景品を、その他にささやかですが全員に参加賞として手作りのメッセージカードと水引クリップをプレゼントさせて頂き、笑顔あふれる会になりました。

どうぞこれからもお元気で、さらなるご健康とご活躍をお祈りいたします。

ケアハウス
【お祭り】

 今年はコロナウィルスの影響で江古田の森祭りは小規模(各事業所)での開催となりました。

お祭り気分を感じてもらえるように、紅白幕や提灯を飾り職員は法被を着ました。かき氷や飲物コーナー、射撃やルーレットのゲームコーナーを作り、全利用者様にお配りできるようにいろいろな景品もご用意致しました。

「どれでもいいの?」「どれにしようかしら?」と、飲み物や景品を選ばれ、子供の頃に返ったような笑顔をされていました。

短時間通所リハビリテーション
【やられたらやり返す。
      倍返しだ!】

 毛虫の影響で葉がほとんど食べられてしまった桜に朗報が!

先日、10月の涼しくなってきたこの時期に桜の花が咲きました!本来は春に咲く花が秋にいているため「今年の桜はコロナで見ることができなかったから、今見られて嬉しい。」とご利用者は喜ばれていました。

毛虫に一度は負けたものの、しっかりとやりかえした(咲き返した)姿は某銀行員のドラマを彷彿とさせるものでした(笑)。

介護老人保健施設
【的宛て】

 今年は新型コロナウィルス感染症の影響により、江古田の森祭りと敬老会を例年通り行いことができなくなりました。

その為、江古田の森祭りと敬老会を各ユニット単位で開催することとなりました。老健3階もみじ・ききょうではユニットのフロアスペースを使い、縁日の模擬店、的あてやヨーヨー釣り、ドリンクバーを設置。利用者様に参加して頂き、お祭りの雰囲気を味わっていただきました。

そのあと、祝い年の利用者様に、前に集まって頂き、色紙をお配りしてユニット全体でお祝いをしました。

利用者様からは「いつもと違うことをして、気分発散になったよ」「いつもこんなことやってよ」とお声をいただきました。

来年こそは盛大に行えたらと願うばかりです。

江古田の森体験談

特別養護老人ホーム職員 工藤 智明 

 特養長期ユニットで5年弱携わり、令和2年6月より特養ショートユニットに移動してきました。だいぶ雰囲気に慣れてきましたが仕事面ではまだまだ覚える事が沢山あり、大変です。長期の場合、利用者さんのADLが下がり介助量が多いのですが、ショートの場合は逆で介助量は長期と比べて減ります。利用者さんの言動を常に見守らないと事故につながります。どこが大変ですかと聞かれたら、長期は体力的にショートは精神的に大変です。

 レクレーションで体操したり映画鑑賞したり、ゲームしたりと日中の活動を通して利用者さんとの関わりがすごく楽しいです。今後の目標として、利用者さんの満足度を少しでも上げられるよう意識してショートユニットで携わっていこうと思います。


●〇● !体験談募集! ●〇●

 感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。
このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。
引き続き江古田の森での体験談も募集しています。
江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。

◆なるほどコーナー◇
「リハビリテーションってなに?」

理学療法士 石川 佳奈

 「リハビリ」という言葉を近年よく聞かれるようになってきました。

ところで、リハビリテーションという言葉の意味をご存知ですか?

 リハビリテーションというと、「けがをしたときや病気の回復後に行うもの」というイメージが強いのですが、「リハビリテーション」とはラテン語のre(再び、戻す)-habiris(適した、ふさわしい)から成り立っています。つまり、単なる身体の機能回復ではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。

 皆さんの生活で考えてみましょう。朝起きてから夜寝るまで皆さんはどのように過ごしていますか?

 寝ている姿勢から起き上がって、立って歩いて移動して...トイレで用を足す、包丁を使って料理を作る、重いゴミ袋を持って外に出しに行く、公共機関を利用して仕事や趣味等を行う等色々な事をしていると思います。

その色々な活動を通して楽しんで生活を送れるようにすることもリハビリテーションのひとつです。

 リハビリのイメージが変わったでしょうか? 筋力をつけるために運動をする、痩せる為に運動するのではあまりモチベーションが上がりませんね。孫の為に買い物に行きたい、花見に行ってみたい、ご飯を作りたい...等、皆さんらしい、してみたいことを目標にしてそれに向けて取り組む活動が立派なリハビリなのです。

 人生100年時代、皆さんが楽しんで人生を謳歌できるようにしていきましょうね。

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広報誌「江古田の森だより」第154号()

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