江古田の森だより 213号
2025年11月 9日 10:09
江古田の森だより vol.213
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今月の表紙 ケアハウス 「さくら・ぷらたなす買い物ツアー」
月替わりでユニットに買い物ツアーを開催しており、今月は練馬区高松にあるベルクへ買い物に行ってきました。昼食や夕飯に食べたいものを一目散に探される方、自分の予算の中でどれを優先して買うことがいいのか悩まれている方、それぞれが買い物を楽しんでいるご様子が伝わってきました。「買いたいものが買えてよかった。」「食べるのが楽しみ。」とうれしい感想が聞かれました。 |
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特別養護老人ホーム 「かき氷レクリエーション」 利用者様に夏を感じて頂きたく、かき氷レクリエーションを行いました! 3種類のシロップを用意し、その中から好きな味のシロップを選んでいただきお作りしました。食べ始めると利用者様から「美味しい」と感想がうかがえました。 利用者様、職員含め、全員で楽しめたレクリエーションになりました!
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障害者支援施設 「スイカ割」 障害事業所では、毎年恒例となっているスイカ割りを今夏も行いました。「昨年はあまり上手に割れなかったから...」と、棒の代わりに、ご自宅から野球のバットをご持参くださった利用者様もいました。目隠しをした状態で、まっすぐに棒を振り下ろす動作は意外と難しく、多くの方が苦戦されていました。 昼食には、トマトやきゅうり、ハム、かき揚げなどをトッピングそうめんと、デザートには、もちろんスイカを頂きました。「あまーい」「今年のスイカは美味しいね」と皆様笑顔でお召し上がりになっていました。
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ゆずりは 「敬老会」 ゆずりはデイサービスでは9/15~9/20まで敬老会を行いました。節目を迎えた利用者様には記念撮影をして写真を持ち帰って頂きました。「いい写真が撮れましたね」と喜んでくれるご家族もいらっしゃいました。また、職員による三味線、ピアノ、ウクレレ等様々な楽器での演奏会も大変好評で利用者様も手拍子や歌などで一緒に参加してくださいました。 そして毎年恒例のビンゴ大会!職員が数字を読み上げるたびに会場からは「あった」の喜びの声や「数字が1違う」などの落胆する声などが飛び交っていましたが、皆様ビンゴを楽しまれている様子が見られました。今後もゆずりはでは皆様に楽しんで頂けるイベントを用意していきたいと思います。
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短時間通所リハビリテーション 「医療機器」 短時間通所リハビリではマシンだけでなくマッサージチェアなどの医療機器があります。その中でも人気なのがメドマーという機械です。症状や病因によっては使用できない方もいらっしゃいますが使用することで足の浮腫みの解消や疲労回復などの効果が期待できます。使用した皆様からは気持ちよかったと大変好評です! |
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長時間通所リハビリテーション 「感謝祭」 常日頃来所して頂いている利用者様に感謝をこめて、普段とは違った特別な飲み物を皆様にご用意しました。ノンアルコールビール、ノンアルコールワイン、ココアから選んでいただきました。皆様周りの方と話しながら楽しく飲まれていました。ノンアルコールビール等を初めて飲まれる方もいて「本物みたいだね」と喜ばれている方もいました。これからも皆様の笑顔が見られるような行事を企画していきます。ご
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介護老人保健施設 「長寿祝い」 9月14日に敬老会を開催しました。こんにちは、江古田の森の介護老人保健施設です! 本日は長寿祝いの方々へお祝いの色紙やプレゼントをお渡ししました。驚くことに百寿(100歳)の方が数名いらっしゃり皆さんまだまだお元気なのです!長生きの秘訣としてはよく食べよく寝る事、当たり前のことですが百寿の方が言うと説得力が段違いだなぁと思いました。 また、本日はスイカ割りも併せて開催しました。利用者様に棒を振り下ろしていただきこれまた綺麗に真っ二つ。小振りながらも甘さと瑞々しさが凝縮されたスイカに皆様絶賛されていました!思いました。 これから季節が移り変わり体調が崩れやすくなりますが皆様が健やかに過ごせるようお祈りしています。
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成年後見制度の活用 弁護士法人滝田三良法律事務所 東京事務所 弁護士 小室未来 認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、自らが不動産や預貯金などの財産を管理したり、身の回りの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだりすることが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であっても、そのような内容を理解することが難しく、結果として不利益な契約を締結してしまい、悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度です。 成年後見制度には、支援を受ける方(本人)の自己決定権を尊重し、残存能力を過度に制限しないよう、本人の判断能力の程度に応じて、成年後見、保佐、補助という3種類が定められており、判断能力の程度によって選択をすることができるようになっています。 本人が家族の援助のもと自宅で生活をする分には、その財産の管理なども本人の意向で事実上家族が担っているケースもあるかと思いますが、対外的に第三者と契約を締結する場合(たとえば、不動産の売買や賃貸借、施設への入所など)は、成年後見人を選任したうえでそれらの契約を締結する必要が生じるケースもあります。 成年後見人を選任するには、家庭裁判所に申立てをして審判をしてもらう必要があり、申立て自体にハードルを感じる方もいるかもしれません。しかしながら、自身の財産や身の回りの世話に関し、自身で判断することができない常態にある方の場合には、成年後見人を選任することで、対外的にも本人を守ることにつながりますし、成年後見人という仕事として本人の支援をすることから、財産の管理や身の回りの世話の状況を客観的に管理・記録することとなり、後々法律的な問題に発展しづらいというメリットもあります。 本人の判断能力が不十分になってきたというような場合には、成年後見制度の活用を検討してみてはいかがでしょうか。 毎月第3土曜日14時~17時に江古田の森で開催している無料相談「あなたの相談室」をぜひご活用ください。 【予約先】滝田三良法律事務所 東京事務所 03-6380-0843
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今月の江古田の森 ~江古田の森・総合東京病院まつりを開催しました~ 9月28日、心地よい秋晴れのもと、毎年恒例の「江古田の森・総合東京病院まつり」を開催しました。今年も地域の皆さまや、利用者さまとご家族をあわせ、延べ1,500人くらいの方々にご来場いただきました。 施設前の広場には、焼きそばや唐揚げ、綿あめ、福島銘菓などの模擬店がずらり!輪投げや射的などのゲームコーナーやお子様が大好きなエアー遊具も出店しました。また、特設ステージではボランティアさんによる、フラダンス、和太鼓、手話ダンスが繰り広げられました。職員によるソーラン節や、クイズ大会もありました。迫力あり、学びありのステージで、大きな拍手が響いていました。皆さまの笑顔と活気に包まれた一日となりました。 秋まつりの開催には、多くの企業様の協賛やサポートがありました。そのお陰で、地域の皆さまや利用者さまご家族さまと、いつもと違うふれあいを実感できる貴重な機会になりました。ご協力いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。 来年は第20回となります。さぁ、どんなおまつりになりますでしょうか、ご期待下さい!
介護体験談
障害者支援施設 支援員M・K
私が福祉の仕事を目指すきっかけとなった一つに、子供の頃の体験があります。保育園に通っていたとき、近くの地域活動センターで、障害を抱えている方々や福祉職の方々と一緒に、お菓子を作って販売する活動に参加したことがありました。私自身も以前は障害者について"よく知らない"からこそ、壁を作ってしまうところがありました。しかし、実際に障害をお持ちの方々と接してみると、自分たちとさほど変わりなくコミュニケーションがとれることがわかりました。このような経験を通じて、地域の方々と障害を抱えている方々との交流の機会を増やし、「障害」についてもっと知ってもらうきっかけ作りをしていきたいと考えるようになりました。 江古田の森に入社し、はじめは障害者支援施設の身体障害の事業所に配属されました。その後、知的障害事業所に異動して1年間従事し、再び身体障害の事業所に戻ってきました。障害者支援は、高齢者支援と比べると、利用者様とは長いお付き合いになるケースが多く、抱えている障害について深く知ることができる反面、多くの事例に触れる機会は少なくなります。幸いにも、私は身体と知的と両方の事業所を経験することができ、利用者様おひとりおひとりの障害特性にそった接し方をすることの大切さを学ぶことができました。支援をしていく上で、悩むこともたくさんありますが、利用者様からの「ありがとう」の言葉やお日様のような笑顔が、私の力の源になっています。利用者様の笑顔をたくさん引き出せるよう、これからも成長していきたいです。 体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ 既に終了しています。 会場:7階コミュニティスペース テーマ:認知症サポーター養成講座 講師:特別養護老人ホーム所属長 田中 潤 |


