暑い季節を乗り切る!夏バテ対策 ①夏バテとは?
2025年6月30日 11:19
![]() |
夏バテとは? | ![]() |
夏バテとは高温の外気・大量の発汗・胃腸の消化能力の低下などの原因で起こる食欲不振・全身疲労などの症状を言います。 |
メカニズム
●体内の水分とミネラルが不足
汗は体温を一定に保つのに必要ですが、汗とともにナトリウム・カリウム・カルシウムなど、体内に必要なミネラルも一緒に排泄されてしまいます。その結果、体内のミネラルバランスが崩れ、疲労感が生じる原因となります。
●消化機能の低下と栄養不足
暑いと胃の消化機能が低下し、栄養の吸収が悪くなり、食欲不振を起こします。すると、身体に必要な栄養素が不足し、疲労感などの夏バテに。
●夏バテで食欲が落ちるワケ
「夏バテ」の症状は、まず食欲の低下となって現れます。暑い日が続くと健康な人でも、「今日はそうめんで済ませよう」などと、さっぱりした食事を好みがちですが、このような食事を続けると、あっというまに栄養不足になってしいます。そうめん、冷奴、ところてんなど、夏の風物詩ともいえる、のど越しがよくさっぱりした食事だけでは必要な栄養を十分に摂ることができないばかりか、水分の多い食事で胃液が薄まってしまい、さらに食欲不振を起こします。
夏バテ症状 チェック!! |
夏バテを食事で予防するには? | ![]() |
・食欲不振 ・倦怠感 ・脱水症状 ・下痢 ・便秘 ・むくみ ・微熱 ・疲労感 ・たちくらみ |
★たんぱく質をしっかり食べる たんぱく質:肉・魚・豆腐・卵・牛乳・乳製品等 ★エネルギー代謝に欠かせないビタミンB1をしっかりとる ビタミンB1:豚肉・大豆・レバー・うなぎ等 ★香辛料や酸味で食欲増進を図る ★少量の食事を数回にわけて食べることも ★冷たい飲み物ばかりにならないように ★上手に水分を補給しましょう ★緑黄色野菜を摂りましょう。夏野菜のトマト・ピーマン・南瓜などビタミン・ミネラルが豊富です |
当てはまる症状がある方は夏バテかも!?
★夏バテ予防 4つのポイント★
1.しっかり食べる |
3.冷房の効きすぎに備える |
||
![]() |
量より質を重視して、どんなに食欲がなくても1日3食食べるようにします。バランスよく、いろんな種類を少しずつ食べます。 ★おすすめ食材★ ゴーヤ・・・ビタミンCが豊富。免疫力UP! オクラ・・・ねばねば成分が弱った胃腸の粘膜を保護します。 豚肉・・・ビタミンB1が炭水化物をエネルギーに変えます。 |
暑い屋外と冷房の効いた室内を行き来するうちに、自律神経がうまく働かなくなってしまいます。 冷房は設定温度高めに設定し、体を冷やしすぎないようにします。 |
![]() |
2.水分補給をする |
4.しっかり寝る |
||
![]() |
暑いと冷たい物が欲しくなりますが、ジュースやアイスなど、冷たい物のとりすぎは胃腸を弱くします。 また、甘いものを摂りすぎると食欲がなくなったりするので注意が必要です。冷房の効いた室内では温かいお茶、運動をした後は冷たすぎないスポーツ飲料などを摂るとよいでしょう。 |
睡眠不足になると体力の回復時間が短くなり、体調を崩してしまいます。 失った体力を回復するのに睡眠は有効です。 |
![]() |
・入浴時は湯船につかる |
暑い季節を乗り切る!夏バテ対策 ②夏バテ対策メニューに続く