冬に危険なヒートショック現象に負けない身体作りと対策方法
2025年11月27日 14:59
ヒートショックってなーに?
・ヒートショックは『急激な温度変化により急激に血圧が上下することで、めまいや失神、心筋梗塞・不整脈・脳出血・脳梗塞などの発作を起こすこと』です。急激な温度変化によって体はショックを受け、時には命にかかわる場合もあります。
ヒートショックが起こるメカニズム
1.暖房のきいた暖かい部屋で血圧も安定した状態から、室温の低い脱衣所に移動する

2.室温の低い場所に行ったり、冷え込んだ場所で衣服を脱いだりすることで血管が収縮し、血圧が上がります。

3.そのまま寒い浴室内に入ることで、さらに血圧が上がる

4.その状態で浴槽に入り、体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧が一転、一気に低下する
入浴時は特に注意!
外気温が低くなる1月は、入浴中に心肺機能停止となる人が、最も少ない8月のおよそ11倍であり、このように増加する原因は、ヒートショックによるものといえます。
起きやすい時期・場所・なりやすい人
生活で心掛けよう
運動を続けることで普段の血圧が安定します。また、生活習慣病の予防にもなります。
例えば20分以上のウォーキング・水泳・体操・サイクリングなどの有酸素運動が効果的!

参考・引用文献
https://www.govonline.go.jp/useful/article/202111/1.html
https://heatshock.jp/column/mechanism/