冬場の室温調整
2025年12月27日 11:29
冬場のエアコン設定温度は、室温が20℃になることを目安にするのがおすすめです。これは、環境省が推奨する「ウォームビズ」の室温目安であり、快適性と節電を両立するための基準です。
推奨される設定温度と理由
・環境省推奨の室温: 20℃
これは「設定温度」ではなく「室温」の目安です。実際の室温がこの値になるように調整しましょう。
設定温度を1℃低くすると、消費電力を約10%削減できると言われています。
・WHOのガイドライン: 冬の室温は18℃以上を維持することが推奨されています。
・一般的な平均設定温度: 実際には22℃〜25℃程度に設定している家庭が多いという調査結果もあります。
快適に過ごすための工夫
設定温度を20℃にしても寒く感じる場合は、以下の方法で体感温度を上げることができます。
・湿度の調整: 湿度が低いと体感温度が下がるため、加湿器を併用して湿度を40〜60%程度に保ちましょう。
・空気の循環: 暖かい空気は上に溜まりやすいため、サーキュレーターや扇風機を使って部屋全体の空気を循環させると効率よく暖まります。
・風向きの設定: 暖かい空気は軽いため、エアコンの風向きルーバーを下向きに設定すると、床から効率的に暖めることができます。
・断熱対策: 厚手のカーテンを使ったり、窓に断熱シートを貼ったりすることで、暖房効率が向上します。
・服装の工夫
: 服装で調節することも大切です。厚着をしたり、ひざ掛けを使ったりすることで、無理なく快適に過ごせます。
室温計を見ながら「快適」と感じる22℃〜25℃程度を目安に、柔軟に設定温度を調整してみてはどうでしょうか。
