在宅介護向け備蓄食レシピ
2026年6月 2日 12:19
在宅介護では災害で買い物や調理ができなくなった時に備えて、食のストックがとても大切です。
今回は災害時におすすめの缶詰やレトルト食品などの保存食をおいしくいただくレシピをご紹介いたします。
① さば味噌煮缶のやわらか丼
たんぱく質しっかり
■ 分量(1人分)
・レトルトご飯:1パック(150〜200g)
・さば味噌煮缶:1/2〜1缶
・とろみ剤:小さじ1/2(むせやすい方のみ)
■ 作り方
- ご飯を器に盛る
- さば味噌煮缶を汁ごとかける
- むせやすい場合は、缶汁にとろみ剤を混ぜてからかける
■ 栄養ポイント
・EPA・DHAが豊富で脳・血管の健康に良い
・味噌の塩分で食欲が落ちていても食べやすい
・嚥下調整がしやすい
※ごはんは加熱したパックごはんか、水で戻したアルファ米をご使用下さい。
② ツナ × おかゆの「梅ツナとろみ粥」
食欲が落ちた時でも食べやすい
■ 分量(1人分)
・レトルトおかゆ:1パック
・ツナ缶(ノンオイル推奨):大さじ2
・梅干し:1個
・とろみ剤:小さじ1/3〜1/2(必要に応じて)
■ 作り方
- おかゆを器に出す
- ツナと梅干しをのせる
- むせやすい方はとろみ剤で調整
■ 栄養ポイント
・たんぱく質+塩分+酸味で食欲が出やすい
・胃にやさしく、体調不良時にも◎
・水分量が多く脱水予防にも役立つ
③ 野菜スープ缶の「とろみポタージュ」
むせにくい・野菜がとれる
■ 分量(1人分)
・野菜スープ缶:1缶
・とろみ剤:小さじ1/2〜1(好みのとろみで調整)
■ 作り方
- スープ缶を器にあける
- とろみ剤を少量ずつ混ぜる
■ 栄養ポイント
・野菜不足になりがちな災害時に便利
・とろみをつけることで 誤嚥リスクを低減
・温めなくても飲みやすい
④ つぶし豆のやわらか副菜
噛む力が弱い方でも食べやすい
■ 分量(1人分)
・ミックスビーンズ缶:1/2缶
・マヨネーズ:小さじ1
・醤油:数滴(好みで)
■ 作り方
- 豆をフォークでつぶす
- マヨネーズと醤油で味付け
■ 栄養ポイント
・食物繊維・植物性たんぱく質が豊富
・つぶすだけでやわらかくなる
・常温で食べられる
⑤ 焼き鳥缶のとろみ丼
甘辛味で食べやすい・たんぱく質補給に
■ 分量(1人分)
・レトルトご飯:1パック
・焼き鳥缶(タレ):1/2〜1缶
・とろみ剤:小さじ1/2(必要に応じて)
■ 作り方
- ご飯を器に盛る
- 焼き鳥缶を汁ごとかける
- むせやすい方は缶汁にとろみをつけてからかける
■ 栄養ポイント
・鶏肉でたんぱく質補給
・甘辛味で高齢者も食べやすい
・とろみで誤嚥予防にも対応
※ごはんは加熱したパックごはんか、水で戻したアルファ米をご使用下さい。
まとめ
災害時に備蓄食をいただくときは、
「やわらかい」「むせにくい」「火を使わない」
を意識すると、在宅介護でも安心して使えます。
今回のレシピはすべて
・1〜5分で完成
・包丁不要
・停電時でも作れる
・介護食にも応用しやすい
という災害時用レシピです。
備蓄は「特別なこと」ではなく、日常の延長で少しずつ整えられます。
缶詰やレトルト食品を上手に使いながら、いつもの食事に近い形で続けられる安心を準備しておくことが、介護する側・される側のどちらにとっても大きな支えになります。
できるところから、無理せず始めていきましょう。
★ご注意★
レトルトご飯(パックご飯)は、未開封であれば衛生上の問題はありませんが、
加熱しないとご飯が固く、消化しにくい状態(でんぷんの老化)になっています。
無理に食べると消化不良や胃もたれの原因になるため、電子レンジやお湯で加熱して食べることが推奨されています。
ですが災害時は加熱が困難な状況も想定されますので、レトルトのおかゆやアルファ米(お湯や水を注ぐだけで食べられる非常食)なども準備しておくと安心です。
