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筋肉と関節の損傷について知りましょう!!~救急処置について~①筋肉挫傷・疼痛性痙攣

2020年3月23日 16:37

挫傷(きんにくざしょう)(いわゆる肉離れ)

筋肉(きんにく)挫傷(ざしょう)は、乱暴な動きや突然の動作によって筋肉が過度に伸ばされ裂けることで起こります

症状と徴候

 ・突然の患部の鋭い痛み。痛みは硬直や痙攣(けいれん)を伴って広がることもあります

 ・患部の腫れ

処置

 ①もっとも楽な姿勢をとらせます。

 ②受傷後早期であれば、少なくとも30分は冷湿布をしましょう。

 ③脱脂綿などを厚く損傷部位にあて、その上からしっかりと包帯を巻きます。

※筋肉に大量の出血が起きているため圧迫する必要があります。

 ④損傷した部位を上げます。

 ※もしも骨折が多少とも疑われる場合は、骨折として扱いましょう。

 ⑤病院へ行きましょう。

疼痛性(とうつうせい)痙攣(けいれん)(足のつり、こむら返り)

突然起こるコントロールできない痛みを伴う筋収縮のことです。水泳などの運動をしている最中、激しい発汗、下痢、嘔吐などにより体内の塩分と体液が少なくなった時や睡眠中などに起こります。

症状と徴候

・患部の痛み

・患部の締め付け感と痙攣(けいれん)・つっぱり

・患者は収縮している患部の筋肉を緩めることができない

処置

筋肉を伸ばして痛みをとります。まず患部の筋肉を伸ばし、その後優しくマッサージします。

太ももの疼痛性(とうつうせい)痙攣(けいれん)

太ももの疼痛性けいれん.jpg

太もも後面の疼痛性(とうつうせい)痙攣(けいれん)には、一方の手でかかとを持ち上げ足を上げ、もう一方の手で膝を押さえて膝を伸ばします。更に患部の筋肉を優しくマッサージします。太もも前面の場合は膝を曲げて行います。

ふくらはぎの疼痛性(とうつうせい)痙攣(けいれん)

ふくらはぎの疼痛性けいれん.jpg

膝を伸ばし、つま先を上図のようにそっと押します。そして患部の筋肉を優しくマッサージします。

次回『筋肉と関節の損傷について知りましょう!!~救急処置について~②捻挫・脱臼』に続きます。

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