江古田の森だより 210号
2025年8月 6日 02:49
江古田の森だより vol.210
今月の表紙 ゆずりは 「オリジナルカレンダー」 デイサービスセンターゆずりはでは、制作活動でカレンダーを作りました。初夏をイメージしたデザインになっており、皆様見本を見ながら自分だけのオリジナルカレンダーを作っていました。 |
特別養護老人ホーム 「幼稚園児さんとの交流」 5月15日に「こどもの日」の行事をおこないました。セミパブリックスペースには兜を設置し、利用者様に季節を感じて頂けるよう演出。当日は、近くの幼稚園から園児たちが江古田の森に遊びに来てくれ、手作りの鯉のぼりなど、素敵な贈り物を園児たちから頂きました。また、職員のピアノ演奏で園児たちと一緒に合唱をし、充実した時間を過ごすことができました。利用者様からは「可愛かった」「楽しかった」との感想が聞かれました。 |
デイサービスセンター 「紫陽花の飾り作り」 デイサービスセンター江古田の森では、今年度、制作活動に力を入れております。今回ご紹介するのは「紫陽花の飾り作り」です。紫のお花紙を紫陽花に見立てて丸め、カップで作ったビーズをあしらった台座に綺麗に飾り付けていきます。最後に完成品を手にニッコリ笑顔で記念撮影をしました。 障害者支援施設 「ボッチャ」 「ボッチャ」というスポーツを知っていますか?ボッチャは、重度の脳性麻痺もしくは同程度の四肢機能障がい者のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツで、パラリンピックの正式種目でもあります。江古田の森でも、大人気のレクリエーションの一つです。正規のルールとはちょっと異なりますが、江古田の森独自ルールで、皆さん楽しんでいます。手作りの滑り台を利用したり、自分の脚の上を転がしたり、投球の仕方も個性的です。ゲーム中は自然と声援や歓声があがり、一体感が味わえる素敵な時間になっています。
短時間通所リハビリテーション 「皆勤賞」 短時間通所リハビリでは「皆勤賞」というものをお渡ししています。「皆勤賞」は短時間通所リハビリを24回連続利用された時にお贈りしています。江古田の森の売店で使えるクーポン券1000円分です。皆さん皆勤賞を目指して頑張っていらっしゃいます! |
通所リハビリテーションセンター 「みたらし団子づくり」 今月、長時間通所リハビリセンターでは、みたらし団子づくりを行いました。白玉粉に豆腐を混ぜてつくったヘルシーなお団子に、みたらし餡をかけます。利用者様と職員で協力して作りました。「初めて作ったけど楽しいわね」「久しぶりに作ったわ」等、皆様楽しまれていらっしゃいました。出来上がったみたらし団子をお話を交えつつ楽しみながら召し上がっていました。また楽しいクッキング企画を考えていきます。 |
介護老人保健施設 「おりがみ」 いちょう、はなみずきユニットでは、毎月テーマを決めて、利用者様と「おりがみ」作品をつくっています。梅雨入り前には、紫陽花とカタツムリをつくりました。最初は上手く折れず苦戦される方もいましたが、回数を重ねることに上達され、談笑しながら楽しく折り紙を折っています。「おりがみなんて子供の時以来よ」「子供が小さい時に一緒に折った」など、昔を懐かしむ言葉が聞かれました。いちょう、はなみずきユニットご利用の時は、一緒におりがみを楽しみましょう。 |
なるほどコーナー 「介護保険証のあれこれ」 介護サービスを受けるためには介護保険証が必要になりますが、色々あるので分からなくなってしまいますよね。今回は、介護保険で利用する「○○証」を紹介します。 ①介護保険被保険者証 介護保険サービスを利用するときに必要になります。65歳以上の方には自動交付されますが、実際にサービスを利用するためには、要介護認定を受ける必要があり、最寄りの地域包括支援センターや役所の介護保険窓口に申請する必要があります。また、40歳以上65歳未満で特定疾病により介護認定を受ける場合も申請が必要になります。 ②介護保険負担割合証 介護保険のサービスを受けるときに負担割合が何割かを示すものです。現在は収入に応じて1割~3割の区分があります。毎年7月ごろに各自治体から自宅に送付され、有効期間は基本8月~翌年7月までの1年間となります。 ③介護保険負担限度額認定証 低所得の方の施設利用が困難とならないように食費、居住費に対して一定額以上は保険給付されるためのものです。申請が必要になりますので、各自治体の介護保険課に問い合わせるか、各自治体のホームページを参照してください。②と間違いやすいので注意が必要です。
各保険証とも利用している各サービスに提示が必要な物になります。新しいものが届きましたら、必ず各サービスに提示、またはコピーの提出をお願いします。 |
◇"日本はもっと強くなれる、優しくなれる"◇ 【山口かずゆきコラム】vol.25 日本が目指す「人生100年時代」の豊かな社会 元衆議院議員・元参議院議員・南豪北グループGM 山口和之(かずゆき) 総合南東北病院の前身、南東北脳神経外科病院のリハビリテーションセンター立ち上げに大学病院から招聘される。 議員時代には、病院の目標、脳卒中・心臓病撲滅に循環器病対策基本法(予防・治療・社会復帰)を成立させる。 今月の江古田の森 ~責任者は日々勉強!!~ 東京総合保健福祉センター江古田の森には、入所・通所・訪問など13の事業所がございます。それぞれの事業所には現場責任者である「所属長」がおります。その所属長たちは、6月に外部の講師をお招きして、研修を受けました。同じグループの東京リハビリテーションセンター世田谷の所属長と合同研修でした。 内容は事業所の組織力の現状を把握するための講義で、事業所の組織基盤・組織風土がどのような状況か、健全な運営をするのに適しているか、課題があればそれはどのようなことかを理解する貴重な研修でした。 私たちは介護、看護、リハビリ、相談など、専門職種としての知識や技術の研鑽は当然必要ですが、組織の一員として役割を果たすといった使命も担わなくてはなりません。経営・秩序・人間関係などの視点でも事業所運営をしていく。このようなことは普段仕事をしていて、なかなか学ことができないので、とても学びの多い時間となりました。 現場に役立て日々奮闘致します! |
介護体験談 ケアハウス職員T 私は今年の2月に介護職員として江古田の森のケアハウスに入職しました。前職は介護とは全く異なる業界にいたため、初めは大きな不安を抱えていましたが、先輩職員や利用者さんに支えられながら、日々充実して働いています。私自身未熟である為、利用者さんからご自分の病気に関して不安な気持ちを吐露された際にうまく言葉が出ないことがあります。もう少し違う伝え方をした方が良かったのではないかと悩むことも多くあり、私よりも人生経験が豊富な利用者さんと接する難しさを感じています。 そのような中でも、介護の仕事は、日々のかかわりの中で小さな気付きや学びがたくさんあります。それらを大事にすることで利用者さんと信頼関係を築いていけるのではないかと思いました。また、利用者さんから感謝の言葉を頂いた際はやりがいを感じられ、たとえ技術が未熟でも優しさや寄り添う気持ちをもって接することで安心感を与えることが出来ると思いました。これからも多くの経験を積みながら、より良い介護を提供できるように努力していきたいと思います。 体験談募集!! 「感動体験、苦労体験、などなど当センターの利用体験談だけではなく、介護体験をした記事等も募集します。このコラムを通じ、利用者や支援者の様々な「おもい」を共有できることで、悩んでいる方の一助となれば幸いです。 引き続き江古田の森での体験談も募集しています。江古田の森広報委員へお気軽にお持ちより下さい。」
公開セミナーのお知らせ ※既に終了しました。 日時:令和7年8月2日(土) 14時~15時 会場:7階コミュニティスペース テーマ: 「成年後見人にできること・できないこと」 講師:弁護士 小室未来氏(弁護士法人 滝田三良法律事務所)
※予約不要です。直接会場へお越しください! |